指導方針 |
|
|||
中学入試の算数 |
昨今は最上位校においても「定番」といわれる問題が多く出題されています。 新傾向問題といわれるような真新しい問題は影を潜め、定番の問題に一工夫 加えた問題が多かったのも、ここ数年続いている入試の特徴です。日頃の学習 量・努力量がそのまま反映されるということです。 このような問題で、基礎力の判定をしつつ、「手を動かす」、「調べ上げる」、「て いねいに状況を把握する」などの手作業を必要とする問題で、中学校は受験 生をふるいにかけています。 難易度としては全体的に易化傾向にあり、力通りの点数が表れやすくなってい ます。問題を簡単にして、二極分化したほうが選別をしやすいということではな いでしょうか。その結果、全体の平均点と合格者の平均点の差が20点以上の 学校も存在し、算数で失敗すると他教科で挽回できない入試になっていま す。 今後もこの傾向は続くでしょう。どの教科にも通じることですが、まずは土台(基 本)をしっかり築き上げることが必要です。 |
||