国語




個別指導のプラン例

■中学1年生

中1の目標はどのようなジャンルの文章でもしっかりと読む習慣を身につけることです。一見何でもなさそうですが、触れることのない題材の文章を理解していくことはさほど楽なことではありません。幅広い問題を網羅することが困難である以上、丁寧な読解こそ、国語の学習の基礎だと考えます。知的好奇心をくすぐる文章を通して、意欲的に文章に向き合えるように指導していきます。

また、内容の理解のためには言葉を知らなければなりません。漢字の練習を習慣づけることは正確な書き取りを可能にするだけでなく、語彙力の充実を図ることにつながります。この2つの学習を通して、知らず知らずのうちに文章内容を自ら表現できるように指導していきます。



■中学2年生

中2の目標は中1の学習をふまえて、「正しく」内容を理解し、記述力をあげることです。さらに後期には文法の学習を通して、「正しい」表現ができることをめざします。読解問題では生徒の皆さんにとって理解しにくいものも徐々に学習していきます。読解力とはまさに「読み解く」力のことです。難解な表現でも意図することを理解し、正確に内容をとらえるとともに正解を導けるように指導します。

文法の学習は単に設問に対応するだけではなく、日本語の構造を正しく理解するという側面も持ち合わせています。文法力の向上は表現する際の誤りを正してくれる力にもつながることでしょう。



■中学3年生

前期は主に知識力を固め、古文の読解力を磨くことを目標とします。後期は受験に対応する国語力の総まとめを行います。前期の学習内容は、国語の受験問題において、確実な得点源になる分野です。集中的かつ網羅的に学習することにより、実力に厚みを出していきます。

後期は入試レベルに対応するように底上げを行います。主流となっている題材の理解度を深め、設問に対応する解答のまとめ方を学習し、読解問題の得点力をアップさせます。また、知識の応用問題を演習し、前期の内容の定着度合いを確認します。さらに作文指導を重点的に行い、総合力を磨き上げます。