社会




個別指導のプラン例

■中学1年生

社会科学習は「範囲が広くてどこから手をつけていいのかわからない」という声をよく耳にします。地理の授業では各地域のポイントをまとめることで、混乱することのないよう整理して学習していきます。

世界の地理では各国の自然・地形・気候などとともに産業(農業・鉱工業)についても学習していきます。また、国際機構や政治状況についても理解を深めます。日本地理では資料・統計を活用して各地の重要産業を学習していきます。

最近、入試問題でも多く取り上げられている、人口問題や環境問題といった今日的なテーマにも多面的に取り組んでいきます。



■中学2年生

歴史の学習は各時代の政治・社会情勢・文化をはじめ人物名や法令名などの歴史用語の理解習得が重要です。ただし、個々の事象を点としてとらえるのではなく、時代背景や他への影響などと重ね合わせて、線・面として認識することが大切です。また、同時期に世界では何が起きているのかも理解し、歴史の流れの「川幅」を広げていきましょう。

日本がアジアのリーダー的な役割を担っていく上で、自国の歴史を正しく認識することは最低限度の必要条件といえるでしょう。単なる受験科目としてではなく、国際社会で活躍するための知識の一翼と位置づけた授業が展開されます。



■中学3年生

前期の公民の学習では、政治分野と経済分野について学習し、国際的な政治・経済の動向も把握して、世界情勢をリアルタイムで学習していきます。後期は中学の社会学習の総仕上げとして、総合的な演習と知識の補強を行います。地理・歴史・公民の各分野について、国立大附属高の出題傾向に見られる「正誤問題」への対応力を高め、特殊問題にもふれていきます。

授業を通して、身近な問題から地域社会、国際社会全体に関わる問題を幅広い視野で考える習慣をつけ、スケールの大きな思考力と好奇心、知識を伸ばしていきます。