作業中心の授業




作業中心の授業が未だに蔓延(はびこ)る現状

■作業中心の授業が未だに蔓延(はびこ)る現状

黒板書きをノートに写して「ハイ、おしまい」というような授業では、いつまで経っても生徒はデキルようになりません。そんな授業を受けるくらいなら参考書を買って自分で読み進めた方が余程効果的です。

さくらの授業は「黒板書き」の部分を「事前に用意したストック」から「絶妙なタイミング」を計りつつ順次メールしながら進めていきます。そのため、生徒は無駄な作業から解放され「考えることに集中できる」のです。



■黒板にただひたすら書きまくるという先生

これはヤバい、オレにはついていけない!

黒板にただひたすら書きまくるという先生がいました。もちろんしゃべりながらだけど。そして生徒は黒板に書かれた文字をひたすらノートに書き写していくのです。これってつまり、「先生があらかじめノートをつくる」→「それを授業の時間にひたすら黒板に書き写す」→「それをさらに生徒が自分のノートに書き写す」というとてつもない無駄をやってるってことじゃないの?それだったら先生が作ったノートをコピーして全員に配ればいいのに。

でもその授業を受けてる人は「すごく整理して板書してくれる」とか言ってるんだから笑っちゃう。

授業の光景もなかなかおもしろくて、その先生は板書したあと重要なところに赤線をひいたりするんだけど、先生が「ここは赤線チェーック!」とかいうと生徒がいっせいに下をむいて、赤ペンをとりだすカチャカチャいう音が響いて、ノートに赤線を引いていくのだ。

オレは赤線チェックしないでまわりの様子を見てたんだけど、「これはヤバい、オレにはついていけない」って思った。こんな先生が人気講師だなんて、予備校生も講師を見分ける目がないな、なんて自分のことを棚に上げて思ったりした。