理科




指導方針

■物理

物理では何よりも、基礎事項に関する確実な理解とその高度な適用力が求められる。この2つはいずれも、質・量ともに十分な演習を行うことにより獲得されるものと考えられる。

高1・高2では、基礎事項と例題の解説により各分野の問題解法に必要な基礎知識と基本的な考察法を獲得し、各分野における頻出問題のマスターを目指す。

高3では、実戦問題の演習により、より実戦的な考察力の錬磨と解答作成能力を獲得することを目指す。



■化学

東大・京大をはじめとする難関大学の化学は、見たことのない設定や題材を与え、それを考察する問題が出題される。そのため、東大を現役で突破するためには、高度な思考力を身につけておく必要がある。

しかし、難問とはいえ、基になるのは高校化学の正しい理解である。したがって、高1・高2では標準からやや難の問題を使い、入試化学の基礎を盤石にする。

高3では入試頻出の考察問題を通じて、どのような問題が出題されても的確に対処できる能力を身につけていくことを目指す。



■生物

東大・京大をはじめとする難関大学の生物では、基礎事項の確実な理解を前提に、多くの受験生が初めてみるような資料や実験を題材にした考察問題に対処できる応用力が必要である。また、論述問題が多いので、要点を的確にとらえた論述力が求められる。

高1・高2では、各分野の標準的な頻出問題を中心に基礎力の完成を目指す。

高3では、入試頻出の高度な考察を要する問題を中心に取り組み、どのような問題にも対処できる応用力を培う。