社会




指導方針

■世界史

世界史とは時間的空間的広がりを持った科目である。ゆえに一見して表層的な言葉の羅列に見えるかもしれないが、学習のうちに、それらが人類の尊い足跡であることが理解される。国公立2次の世界史では、字数の多い論述問題が配点の多くを占め、歴史的意義を見出す力が求められる。

さくらでは、大学側が受験生に何を考えさせたいのかに主眼を置き、論述問題の演習を中心とした授業を展開して強靭な思考力を養成する。

高1・高2の授業では、受験に必要な知識・理解を教え、布石とする。ここで培われた知識や発想は深い教養の礎となり、人生を豊かにするだろう。




■日本史

国公立2次の日本史を解いて確実に得点できたと確信を持てる人は少ない。それは単なる知識だけで解答できる問題ではないからだ。難関私大受験のような細かい知識は必要ない。基本的な知識、基本的な歴史の流れの理解(何がどう変わったのかを知ること)のうえに、歴史的思考力が要求される。

さくらでは、まず高1・高2で基本的知識・流れを習得することになる。そして高3では論述演習によって、論述問題解法の基本を学び、歴史的なものの見方・考え方を培っていく。



■地理

細かな情報を暗記するだけの学習は国公立2次の地理ではほとんど意味をなさない。人々の行動空間が紡ぎ出す地理的事象の要因や背景を考えること、他の事象との比較においてそのものの固有性を把握すること、このような能力を統計表やグラフなどを使って試されるのである。

したがって高1・高2ではこの基礎となる様々な地理的情報を学習すること、高3では、高1・高2の基礎を元に実戦問題を使って難関大入試突破のノウハウを徹底的に演習することに主眼が置かれる。